コラム「三角の窓から」

ラララ音楽祭

カテゴリー:風子のひとりごと

2002年9月のとある日、

何の目的もなく、ぶらっと高知に遊びに行ったときのこと。

高知市の手前の高速のパーキングで、変なおじさんを発見。

ド派手な縞々のブーツカットにサスペンダー。

ガリガリに痩せていて、またまた派手なハンチングの下は長い束ねた髪。

歳のころなら60くらいか・・・。

やたら楽しそうに屋台の牛串かなんかをパクついて、まるで小学生みたいな

笑顔が印象的だった。

何??このおじさん。

おじさんのすぐ近くに、もうひとりの怪しい人。

暑いのに上下スーツで、マフィアばりの帽子。

何とブルースファイル№1の西浜さんではないか。

挨拶してパーキングを後にしながら、高知で営業かなあと話していた。

 

日曜市をぶらぶら、商店街をぶらぶら。

帯屋街はいつもどおりにぎわっていたが、人だかりに何やら音楽が・・・。

何と!商店街のはずれのちょっとした広場で、近藤房之介が唄っているではないか。

炎天下、アスファルトに座り込んでしばし堪能。

日頃の喧噪、わずらわしい日常がぶっ飛んで、深呼吸した感じ。

何かが柔らかく開いていく感じに、泣きそうになってしまった。

それが、高知の街中に音楽をという主旨でその年に初めて開催された

「高知・ラララ音楽祭・第1回」との偶然の出逢いだった。

夕暮れの中央公園のステージはブルースファイル№1の演奏で盛り上がる。

痩せたおじさんがステージに登場してブルースハープの熱い熱い演奏が始まった。

「あれが妹尾さんだったんだあ!」

連れ合いのKは、かつてのギター少年に戻ったみたいに嬉しそう。

妹尾隆一郎。知る人ぞ知る、ブルースハープの第一人者。

ブルースって、どうしてこんなに胸に響くんだろう。

「ああん、良かったああ!音楽っていいよね?!たまたまの偶然だったのが

また感激!」と帰り道の間中、Kと大騒ぎしていた。

 

・・・と、こんなことを長々書いたのは、

10周年のシンポの前の日曜日が、今年のラララ音楽祭なのですよ。

ちゃんと万全の準備を整えて、行くぞ?今年も。

頭の中も胸の中もからっぽにして、

まっさらな始まりを迎えるには、絶好のスケジュールみたいです。

わあい!楽しみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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